キヤアンティークスの藤沢ウェアハウスはとても大きい倉庫です。
家具はもちろんのことパーツや部材、がらくたや使い道の分からない物まで有るのですが、先日店番をしていたら職人心をくすぐる物を見つけました。
写真はクリックで拡大します。
古い洋鉋（かんな）です。
使い込まれた渋さがたまりませんね。

基本的には目的の同じ道具なので形はあまり変わりません。
大きな違いと言えば角のようなハンドル。

日本の鉋は普通引いて使うのですが、洋鉋は逆に押して使うので角がはえています。
人間工学的にも力の入りやすい形にできているようです。

最近では金属製の物が主流のようですが、やはり雰囲気では木製にかないません。
刃も台もだいぶ痛んでいるのでメンテナンスをして使えるように仕立てます。

古い物に手をかけると愛着がわいてきますよね。
本来ならすぐ店頭に戻さなくてはいけないのですが、少し試してから戻そうかと思います。

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