From Factory
みなさんこんにちは。
ついに雪がちらつく程寒くなってきましたね。
ほのかに白く凍り付いた路面も珍しくなくなってきました。
私たちの工房の周りには田畑がたくさんあって自然に囲まれたマイナスイオンたっぷりの良い場所です。
写真はクリックで拡大します。
木々もたくさんあるのですが…本日は寒空広がる中、樹齢70年は超えるであろう大きな杉の木を切り倒すというなかなかできない作業をしました。
この杉の木はかなり大木でしたが根元の方が腐ってきてたので、いつ倒れるか分からない危険な状態でした。
大きなチェーンソーで大胆に切れ込みを入れます。
木に巻き付けたロープを数人が引っぱり…………
バリバリバリ、ワサワサワサと豪快な音を立てながら木はゆっくりと倒れました。
林業の一環として「間伐」という作業があります。
森林では定期的に木を切らないと日光が地面まで届かなくなるため木は細くなり、最悪草が育たなくなり保水力が低下してしまうそうです。
そうなるとちょっとした風雨で木は倒れ表土が流出しやすくなってしまうみたいです。
切った間伐材の行方はというと割り箸や爪楊枝になり、その収益は新たなる植林に使われるそうです。
なので環境破壊の助長というイメージが強い割り箸や爪楊枝は国内産に関してはそれほど環境破壊への影響は無いとも言われています。
今回切り倒した杉の木は割り箸にはなりませんが、地主の方が自宅で使う薪にするそうです。
薪を使う生活も風情や暖かみがあって良いものですね。
From.K
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