ヴィクトリア時代から1950年以前までにイギリスの印刷所で使われていたプリンタートレイ。
この小さな仕切りの中に活版印刷用のプリンターブロック(活字)を入れて使っていました。
前回の仕入れでキャビネット1台分程の大量のトレイが入荷しました！
取手の部分にご注目。

社名があったりネームプレートがあったり、それぞれ個体差があるのでそこも雰囲気がありますのでチェックしてくださいね。

ちなみに写真に写っている社名はイギリスで1819年に設立された歴史ある活字鋳造所 Stephenson Blake 社。
Stephenson Blake 社は英国で数々の有名な書体を生み出していた会社です。

1990年後半にその長い歴史に幕を閉じたのですが、歴史的な書体の眠る倉庫の棚はそのままロンドンの Type Museum(活字博物館)で展示されているのだそう。
Type Museumのサイトはこちら
次回ロンドンへ行った際には是非脚を運んでみたい所です。
今はちょっと危なそうですが。。。

プリンタートレイは藤沢ウェアハウスにて展示販売中です。