アンティークウォールミラー
オンラインショップに店舗などにおすすめの大きめのウォールミラーを追加しました。
こちらのミラーは4年前の震災で被災した数少ない家具の一つです。
アールデコが流行した1920-30年代のフランス製、良質なオーク材で造られています。
ミラーが割れ、フレームが破損しましたが、通常の修復に加えて、木材と金属で補強を入れていきます。
表面がずれないように、クランプで接着した後、裏面から機械で2本の溝を掘り、
オーク材の板を差し込み本体に接着します。後付けですが「ホゾ継ぎ」に近い強度を稼ぎだします。
更に、万が一接着面が緩んだ時を考えて、断面の上下を金属板でネジ止めしました。
市販の鉄甲板でも良かったのですが1963年の1ペニー銅貨に穴を開けて取り付けました。
塗装調整後、新たに制作したミラーをはめ込んで、裏板を留めて完成です。
破損箇所周辺の破片がかなり細かく残っていたので外観にはそれほど支障が出なかったのが不幸中の幸いでした。
これで無事に今後もオリジナル同様、ホールや暖炉の上などに飾れる様になりました。
こちらのミラーを含めて、オンラインショップで販売中のアンティークミラーは、
通常のレストア工賃はもちろん、取り付け用の穴空けや
金具、ワイヤーの取付工賃は商品代金内で対応させて頂きます。
また、古いミラーが苦手な方の為に、新品のミラーに交換する事も可能です。(材工別途御見積致します。)
お気軽にお問い合わせ下さい。
オンラインショップのミラーページはこちら
Back to Page