アンティークオールドチェアとダイニングチェア
キヤアンティークス在庫商品より19-20世紀に作られたダイニングチェアと伝統的なデザインのオールドチェアをピックアップしました。
最初はダイニングチェア四脚から。 時代・素材・デザイン違いですが全てイギリス製。
十九世紀初頭リージェンシーエラ(摂政時代)スタイルの一脚。 優雅で引き締まったシェイプとインレイ(金属象嵌)が特徴。
なおこの態はリージェンシーチェアの典型的なデザインの一つです。
後期リージェンシー〜ヴィクトリア朝期に多く見られる丸い背もたれバルーンバックのダイニングチェア。
19世紀初期に製作されたゴシックスタイルのオーク製ダイニングチェア。
オーク製ダイニングチェア特有のソリッドな存在感。 アンティークの鋲も雰囲気があります。
こちらは同デザインのアームチェアも在庫がございます。
シノワズリ(東洋趣味)デザインのダイニングチェア。 こちらはアンティークスタイルのリプロダクション(復刻品)。
ビーチ(ヨーロッパナラ)に竹を模した彫刻を施したバンブー(竹格子)バック。 竹はシノワズリ家具によく見られる意匠です。
次の四脚はクラシカルデザインのホールチェア。
十七世紀チャールズⅡ世スタイルのホールチェア。
チャールズⅡ世様式、別名カロリアン様式は18世紀のイギリス王チャールズチャールズⅡ世が王政復古により亡命先のフランスから帰国した際、彼に随伴していたフランスやオランダの芸術家、技術者の影響を受けて生まれた英国芸術・文学の一様式。
王政復古は英国家具史に於いても重要なターニングポイントとなった時代であり、後の家具デザインに大きな影響をもたらしました。
十九世紀ロンドンの家具メーカーHewetson Milner&Thexton社が制作した三脚のターナーチェア。
こちらはまた違った意味でプリミティブなデザインであり、カントリーチェアの系譜にある作品と云って良いでしょう。
ターナー(挽き物)で造られたイギリスの伝統的デザインのコーナーチェアです。
いかめしいクロスレッグチェア。 イギリスゴシックデザインのアンティークホールチェアです。
素材は樫(オーク)なので彫刻も硬質な印象。 ゴシック特有のグロテスクな意匠がたまりません。
イタリア発祥のホールチェア、ダンテスカ。 滑らかなウォルナットの質感が心地よいお品物です。
意匠に紋章が採用されているのもダンテスカの特徴の一つ。
後者二脚はX-チェアとも呼ばれる古い形式の椅子で、中世期は王侯や指揮官、後代には聖職者の椅子として使用されていたデザインです。
紹介した商品はキヤ・アンティークス藤沢ウェアハウスで在庫・展示販売しています。
ホームページ在庫リストにも掲載中です。詳細・在庫状況併せてご確認下さい。
今回紹介した各商品へのリンクはこちら
その他各種椅子・ソファ・ベンチ在庫はこちらからご覧ください。
在庫リスト/椅子
※一部を除いて掲載画像は修復前の状態です。 商品のご購入前に各商品ページ説明文より確認をお願いします。
購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア/清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
通常の修復工賃(構造修理、塗装調整等)は商品代金に含まれております。
修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
お届けまでに2週間~1ヶ月程度の修復期間が必要となりますので御了承ください。
Back to Page