ヴィクトリア朝の小柄なアンティークチェアと西ヨーロッパのアンティークソファ
キヤアンティークス 藤沢ウェアハウス在庫商品の中からアンティークソファと小柄な椅子をご紹介します。
まずはこちら、特徴のあるアームチェアその名もタブチェアと演奏者用にデザインされたミュージックスツールです。
タブチェアはその名の通りタブ=桶(おけ)のような形をしたシングルチェアの総称で、そのルーツは18世紀フランスにあると云われています。
イギリスではヴィクトリア朝期に盛んに作られサロンや社交場(ジェントルマンズクラブ)で使われていたようで、こちらの二脚も19世紀〜20世紀初頭のイギリス製。
シングルソファタイプの品物も多いのですがこちらはアームチェアの形式をしています。
右上と左下の箱型家具はヴィクトリア朝期に作られたマホガニー製のミュージックスツール。
演奏用の椅子は現代でも用途(楽器)に応じていくつかのタイプが作られていますが、こちらはピアノスツール。 背もたれのないボックススツールタイプです。
ピアノを演奏される方はご存知かもしれませんが、座面の下には楽譜用の収納スペースが設けられています。
タブチェアのシルエットがよく分かる写真。 背もたれと腕置きが一体になっており、座った人を包み込む半円型をしています。
また今回紹介したアンティークミュージックスツールの収納はそれぞれ引き出し付きのドロワー型と扉付きのキャビネット型。
丁寧に造られていて雰囲気があります。 やはり上述の通りサロンや客間(パーラー)、演奏など人が集まる場所で用いられる家具ですから格好良さというか装飾性も持っていますね。
続いてソファを4本。 長椅子もこうやって写真にして並べて見ると差異が際立って面白いですね。
イギリス・フランス・ドイツで作られたアンティークソファですが、それぞれ一目で分かる違いというか特徴が外見に表れていませんか?
似て非なる細部のデザイン。 やはりお国柄を感じますね。
カービング(彫刻)による装飾が良い感じです。
紹介した商品はキヤ・アンティークス藤沢ウェアハウスで在庫・展示販売中しています。
ホームページ在庫リストにも掲載中です。
より詳細な画像・商品説明やサイズほか在庫状況併せ、下記リンク先の商品ページよりご確認下さい。
※掲載画像は修復前の状態です。
購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア/清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
通常の修復工賃(構造修理、塗装調整等)は商品代金に含まれております。
修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
お届けまでに2週間~1ヶ月程度の修復期間が必要となりますので御了承ください。
Back to Page