ベビーゲート製作
以前、キヤアンティークスで建てた家のお客様からご連絡をいただきました。ご連絡の内容とは、「子供がヨチヨチ歩きをする前に階段用ゲートがほしい。」との事。
大抵の方が市販されているベビーゲートを設置されます。
当然短い期間の使用ですから機能を重視した簡易的なものが通常です。
この家には地下一階から二階へと続く、なかなか美しく、恐ろしい、ヴィクトリア様式の螺旋階段があり、確かに通常の家のような柱や壁がなく、取り付けには加工等が必要でしょう。
ですがこのお客様は、以前にblogでも紹介したテレビの改造を依頼されたりする、見た目もこだわる方なので「短期間でも美しく」と。
機能、コスト、デザインバランスを考え、一から特注のベビーゲート製作となりました。
壁のレンガや、階段のキャストアイロン(鋳鉄)の重厚感に合わせて大きめの蝶番装飾にフローリング貼りのような縦桟のみの扉にして、教会や、ワイン貯蔵庫のような、雰囲気のゲートにしました。
地下の白いゲートに至っては、上部のステンドグラスも教会の物なので、まさに教会地下のようです。
ベビーゲートとしては贅沢な仕上がりになりました。
これでお客様をお招きしても、ベービーゲートとは思われないでしょうね。
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