イギリスの料理と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか？
「不味い」と言う声がどこからか聞こえてきますが…
そこはあえて触れずに、まずはフィッシュ&チップスですね。
魚のフライにフライドポテト。パブでビールのお供に欠かせません。
またはアフタヌーンティーのスコーンにクロテッドクリームにサンドイッチ。
3段のケーキスタンドで出てくる優雅なティータイムはいつの時代も憧れの的です。
では家庭の食卓に並ぶお料理はどうなんでしょうか？
意外と知られていないのですが、イギリスの伝統料理として欠かせないのが「プディング」です。
日本でプディングと言うとデザートの「カスタードプディング」を思い浮かべますが、イギリスではお肉や卵、野菜などを型に入れて蒸す、焼く、煮るなどしたおかずとしてのプディングや、クリスマスに出てくる「クリスマスプディング」などが一般的なんですね。
あとは「ゼリー寄せ」という料理。こちらもデザートとしてのゼリーから、肉や野菜をゼラチンで固めたおかずとしてのゼリー、所謂「煮こごり」もよく食べられます。
もしかしたら「うなぎのゼリー寄せ」をご存じの方も多いのではないでしょうか？
知らない人は検索してみて下さい。衝撃を受けると思います。
前置きが長くなりましたが！
何が言いたいのかというと、ゼリーモールドのお話がしたかったのです。
プディングにもゼリー寄せにも使えると言う事でイギリスの一般家庭の一家に一個以上はあった定番の調理器具です。
形も花や動物をかたどったものや、幾何学的なアールデコデザインのものなどバラエティ豊かに、素材も銅、ホーロー、アルミ、ガラス、陶器と様々。
19世紀末のイギリスで「ビートン婦人の料理帖」という料理本が大流行したのですが、その本の中でも様々な形でゼリーモールドを使った料理がで出てきます。

色とりどりのプディングやゼリーのイラストがとっても魅力的ですね！
イギリスの主婦たちが夢中になったのもうなずけます。
キヤアンティークスでは、たくさんのゼリーモールドを扱っています！
イギリスの伝統料理に挑戦して頂いてもいいですし、花器や小物入れとして、窓辺に飾っても趣があって素敵ですね。
是非お気に入りを見つけに来て下さい。
藤沢店横浜店両店舗で扱っています。