ミシン台をドレッシングレーブルにリメイクしました
今回は、古いミシン台をドレッシングテーブルにリメイクしたいとご依頼を頂きました。
お客様の親族の方が大切に使用されていたと、お話を聞かせていただきました。
お客様のご希望で修理可能な部分は修理して残したいとのこと。
天板は制作して、引き出しはオリジナルを残しつつ、通常に使用できるようなプランに決まりました。
当初はミラーを製作する方向でしたが、ご自宅にお伺いした際にたまたま目にしたミラーがちょうど良さそうなので組み合わせて使用することに。
天板の廻縁は、オリジナルの形状に加工が難しい為、オリジナルの廻縁を古い天板から剥がして移植
致しました。
引き出しは古い塗装を剥離してサンドペーパーで素地を仕上げました。
ここまで来ると形が見えてきました。
この素地の感じも良い雰囲気ですが、お客様のご希望通りにダークブラウンカラーに塗装を施しました。
納品時にはミシンの思い出話を聞かせていただき、仕上げには大変喜んでいただけた様で安堵いたしました。
今回、思い出の品がリメイクされて、次の世代へと受け継がれていく作業に携わって、改めて物を大切にすることを気づかされ、良い経験となりました。
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