アンティーク家具の修理改造
もうかれこれ6年以上前の話ですが、お客様からビューローブックケースの修理改造依頼があり、工房での家具解体作業までブログでお披露目してからずーっと忘れていました。
(2010,2,25のブログ)
写真整理中に見つけたので6年ごしの続きです。
まずはいつも通りパーツを一つ一つチェック修理していきます。
ビューローのシリンダー(蓋の部分)の軸受けが磨耗し欠損していたので真鍮棒で製作。
引き出しの磨耗したレールや内部の折れてしまっていたパーツを製作。
全体を組み上げる際、改造用のフレームと天板を製作。
仮組みをするとこの様に。
上のブックケース部分にはデスク部分と同じ形で、新規の袴足を製作。
仕上げ前に、下地を調整。
当然元のような状態で重ねて使うこともできます。
そして仕上げ塗装。
素敵なインテリアのご自宅に納品しました。
背の高かったビューローブックケースが、ビューローとブックケースに分かれ、使い勝手も良さそうですね。
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