From Factory
TVボード
以前「テレビの置き場」というブログでこんなお話をしました。
西洋アンティークでのインテリアがお好きな方は、家電の置き場に困ることが多々あるようです。
代表的なものが「テレビ」です。
アンティークでテレビボードのような高さ(45cm前後)と機能(扉と引き出し付き)を持つ家具は少なく、”それ自体”探すことが困難です。
そもそも、床座で生活しないインテリアではそんなに低いテレビ台は必要ないのですが、習慣というか、イメージで低いものを探してしまいます。
ですので通常、アンティーク好きのお客様はサイドボードやチェスト、こだわる方ですとキャビネット(扉付きの家具)にしまい込む方など、アンティークを使いこなしています。
この時には、絵画のようにテレビを飾る方法を紹介しましたが、今回は文中にある「チェスト」をTVボードに改造した時のお話です。
入荷時はかなり痛んだアンティークオークチェスト。
まずは分解してパーツの補修をします。
そして必要なところまで組み付け。
ここからが、ポイント!
チェストの場合、引き出し家具なのでDVD、ブルーレイなどのデッキを収める所がありません。
そこで一番上の引き出しを改造します。
棚板をつけて。
引き出しの口板(引き出しの前の板部分)を蝶番で直接取り付け。
仕上げの塗装を施します。
背板に配線用の穴も忘れずに。
把手を取り付ければ完成!
これで、デッキや周辺機器、ソフトも収納出来ます。
普段は閉めてしまえばただのチェストにしか見えないので、インテリアを崩さず済みますね。
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