アンティーク スタッフォードシャー デザートプレート
中心にある細密な植物画が目を引く、穴抜き(レース抜き)装飾を外周に施したデザートプレート。
イギリスの陶器産地スタッフォード州で作られたお品です。
いずれも当時の職人の手で描かれたもので、~百年ほど前(ヴィクトリア朝末期~20世紀初頭)のものと思われます。
20世紀イギリス生まれの銘品「スージー・クーパー」へと通じる、素晴らしい手彩色絵付けの数々をご覧ください。
描かれているのは大輪の薔薇とジギタリス。ジギタリスは古来より強力な毒を持つことで知られていますが、花の美しさから園芸品種として様々な花色を持った種が育てられています。
こちらに描かれているのは「狐の手袋」として知られるキバナジギタリスの仲間。
描かれているのは御存知パンジー。菫(すみれ)の仲間から生まれたヨーロッパ産の園芸品種です。
日本人にも馴染みのあるアサガオの仲間。モーニング・グローリー、ビンドウィードと呼ばれ、園芸種として親しまれています。
描かれている植物は妖精のような花を咲かせることで知られるフクシア。もともとは南米産の植物ですが16~17世紀ころ初めてヨーロッパに持ち込まれました。今日では世界各国で庭木として育てられています。
こちらの一枚のみ、蝶々が主役です。描かれているのは日本で稀少な高山蝶として知られる小緋縅(コヒオドシ)。
ユーラシア大陸に広く分布し、イギリス他ヨーロッパの冷涼な地域では身近な蝶の一種です。
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