キヤアンティークス製作テレキャスタースタイルギター
ステンドグラスは古い建物から外したままの状態で入荷することが多く、そのままでは使わない事も多々あり、頻繁に枠から外す作業をしています。
今回は通常の4倍はありそうな太さの木材で造られた枠です。時代は19世紀末くらいかな?
素材はパイン材。
廃棄するにはもったいないので、ちょっとこだわりのアイテムを造ってみました。
これだけ太い枠材ですから、結構ハードに釘が入っていました。
釘穴は埋めることはせず、今回の製作には味として活かします。同じく節目も構わず使います。
本当はこういう雰囲気は残してみたかったのですが、今回は残念ながら断念。
何が出来上がるかというと、
途中だいぶ写真をはしょってしまいましたが、造っていたのはテレキャスターです。
正確にはテレキャスタースタイルギターということになります。
個人的には今までテレキャスターにはあまり縁がなく、情報や仕様に詳しい訳でもないので、ヴィクトリアンの材料を使ってはいますが、ヴィンテージのレプリカをには拘らず、より弾きやすい、というか使える楽器、をテーマに製作しました。
1940年台末にFENDER社から発売が開始された世界初のエレキギターだけの事はあって、天才エンジニア、レオ・フェンダーをもってしても初期のテレキャスターは楽器としての完成度が低く、時代時代で改良が加えられてきたのですが、それでもオリジナルを踏襲したモデルが多く、個人的にイマイチ使いにくいと感じた箇所は勝手に改良した、オリジナルヴィンテージ派の方々には敬遠されそうなギターになっています。
以下細かいスペックです。興味のある方は目を通してみてください。
Body Material: Victorian window frame pain
Body Finish: lacquer wiping finish
Neck Material: Maple, Modern “C”shape
Neck Finish: semigloss Urethane Finish
Fingerboard: indian rosewood
Frets of number: 22
Tuning Machines: GOTOH Standard
Scale Length:25.5” (648mm)
Bridge: Fender mexico standard top loading brige
Pickguard: 3-Ply White/Black/White
Pickups: Fender US vintage Single-Coil
Pickup Switching: 3-Position lever sw
Jack: switchcraft
capacitor: 0.022μF Orange Drop filmcondenser
Controls: ALPHA potentiometer
Master Volume. master Tone
Control Knobs: Chrome plated Metal knobs
strings: ERNIEBALL Super Slinky #2221(.010-.046 Gauges)
ボディー以外のパーツは、持ち込みにてアップグレード可能です。
藤沢店で現物がご覧頂けます。
アンプを持ち込んで頂ければ試奏もできます。
Back to Page