イタリア モザイクブローチ
アンティークのモザイクジュエリーには、ガラスを使用したローマンモザイクと石を使用したフローレンスモザイクの2種類があります。
前者は直径1~2mmの極細の色ガラス棒を縦に埋め込み、表面を滑らかに磨き上げて絵や文様を表す技法。
後者は大理石に半貴石を象嵌し、花や鳥などを描いたもの。
17~18世紀頃に、グランド・ツアー(イギリスなどの貴族の子弟が教養を深めるためにヨーロッパ各地を旅行するもの)が盛んになり、このミクロモザイクはイタリアの高級お土産として流行しました。
当時は土産物として、ローマの遺跡や風景を描いたものが多く、金の装飾を施したジュエリーや家具、ボックスなどが作られ販売されました。
その後、花模様などを施したブローチやペンダントなど一般的で安価な土産物作られるようになりました。
今回ご紹介するのはその後期のもので、1960~70年代のヴィンテージ ローマンモザイクジュエリー。
アンティークのミクロモザイクの精密さには及びませんが、色鮮やかなガラスで描かれた花模様は可愛らしく、華やかな雰囲気に溢れています。
画像の商品はオンラインショップで販売しています。
横浜店では掲載の商品の他、アンティークのミクロモザイクジュエリーも取り扱っております。
※横浜店は現在臨時休業中です。営業再開が決まり次第こちらのブログでお知らせします。
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