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From Factory 自宅のドアを交換しました | キヤアンティークス
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From Factory 自宅のドアを交換しました

ウェブサイトの在庫リストにオークやパインのヴィンテージドアを追加しました!
door.jpg
ドアの在庫リストはこちら
今回、ウェブサイトの在庫リストを更新するにあたって、かなりの数のドアを採寸したり写真に撮ったりしていたら、持病のリフォーム熱が再発してしまい、前々から気になっていた自宅寝室のドアの交換に踏み切る事にしました。
IMAG0872.jpg
※元々付いていたMDF製ポリサンドシート仕上げ(つまり木製ではありません)のドア。
通常、キヤアンティークスでお買い求め頂いたドア、及び建材類は、家具とは違い、構造、塗装、付属の金物類等、全て現状で販売しています。
建材類は、新築やリフォームで使うことが殆どなので、弊社で手間を掛けて、プライスに乗せるのではなく、工務店さん他、現場の業者さんに仕事をお任せする方が、結果的に低コストで収まるケースが多いからですが、ご要望であれば、各加工や吊り込み(取り付け)の手配も、有料ですが承れます。
本来は建具屋さんにお願いする仕事ですが、今回は良い機会なので、自分で取り付けてみる事にしました。
使用するドアは今回在庫リストにご紹介している、no.6409Aの6パネルドア。
開け閉めの勝手も同じなので蝶板の向きも変更無しで使えます。
アンティーク程古くは有りませんが、無垢のパイン材で造られた国産のヴィンテージドアです。
在庫リストはこちら
IMAG0882.jpg
もとはアイボリーとピンクのバイカラーなのですが、市販の水性ペンキで白く塗りました。
特にエイジングなどの加工はしませんでしたが、刷毛目が良い感じに仕上ったと思います。
ハンドルは、室内の雰囲気に合わせてこちらを取り付けることにしました。
まずは、ドアに付属している金物類が正常に動くかどうかチェックします。
蝶板はステンレス製でガタつきも無く、3枚吊りで強度も充分なので、交換せず使えそうです。
後で色だけ加工します。
IMAG0869.jpg
ラッチはハンドルとの相性が心配で交換を前提で考えていましたが、幸運にもハンドルの角芯と同じ太さでしたので、そのままオリジナルを使うことに。
バックセットも問題なし。
詳しくは→http://kiyaantiques.sblo.jp/category/3666794-1.html
通常、アンティークのドアに付いている金物類は、使える物は殆ど有りません。
金物類は良い物を買い揃えると高く付くので助かりました。
ドアを外します。ドアを開けた状態から上に引き抜くだけ。
IMAG0886.jpg
現代物の蝶板は、ドアを吊ったまま、高さや出幅の調整ができる優れ物です。
ドアを枠に取り付けた状態で工場から出荷されるので、吊り込みの技術が必要なくなってしまいました。
昔ながらの技術を持った建具屋さんは少なくなる一方だそうです。工賃も安くありません。
大手ハウスメーカーさんが、枠の付属しないアンティークドアを使って頂けない理由は、このあたりに有るのかも知れません。
寸法の調整をします。
今回は高さのカットのみで使えるドアを選んだので、電動の丸鋸でカットします。
厳密に見ると建物側の直角が正確ではない事が多いので
カットする前に定規などでチェックしておいた方がいいですね。
また、アンティークのドアは、大抵ご愛敬程度に少々の反りや捩れがあります。
平蝶板の場合はここで調整しないといけません。ネジを打つ前に良くシミュレーションしましょう。
前に付いていた蝶板跡をガイドにしてネジ止めしていきます。
軽いドアから重いドアに交換する場合は、ドア枠にもよりますが、ドアの重さに耐えられる様にドア枠の奥の柱材まで届いて効くネジに交換する事をお勧めします。
元のネジ穴は木材かパテで埋めても良いですし、普段は見えない場所なので、気にならなければそのままでも良いと思います。
ラッチ、ハンドルを取り付けて、枠側のストライクの位置を調整、汚れやキズを補修して…
IMAG0890.jpg IMAG0887.jpg
完了です!
IMAG0900.jpg
今回取り付けに使った工具は、
電動丸鋸 サンドペーパー#120 
充電式ドリル ドライバー
スケール類
塗装では
白ペンキ 刷毛 黒缶スプレー
サンドペーパー#220 
塗装も含めて2日間くらいの作業時間でした。
ドアノブ同様、細かい所は目を瞑るのが、アンティークとうまく付き合っていく最大のコツです。
ドアノブと比べると難易度はちょっと高めですが、満足度と効果は絶大です。
これなら他の部屋のドアも替えたくなっちゃいますね。
腕に覚えの有る方は是非トライしてみてはいかがでしょうか?
ドアの在庫リストはこちら
ご紹介しているドアは藤沢ウェアハウス店で展示販売しております。
藤沢ウェアハウス店はこちら

Shere
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