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アーコール社クェーカーウィンザーチェアの修復・仕上げ

自社工房の熟練した職人の手によるアーコール社クェーカーウィンザーチェアの修理・仕上げの様子をご紹介いたします。

1.

イギリスから入荷したアーコール社のクェーカーウィンザーチェアです。脚や背もたれはグラグラしていて塗装も全体的にボロボロです。これらのグラツキや塗装の剥がれなどを修理します。画像をクリックすると拡大します


2.

まずは慎重に椅子の状態を確認しながら分解していきます。組み立ての時に必要なので各部品に番号を付けていきます。


3.

特殊な溶剤を使って各パーツをクリーニングします。古い塗膜やワックス、手垢などの汚れを落とします。


4.

接着剤を付けないで仮組をします。本組の時に更に強度を持たせるため新しいクサビを打ち直すのでこの時点で残っている古いクサビを取り除きます。またパーツの折れ、ヒビ、欠け、接合部分の緩み具合、組み立て後の全体のバランス等を確認します。問題があれば修理します。

今回は座面と脚の接合部のクサビの打ち直しが必要なので新しいクサビを同じ材木の古いビーチ材で製作します。クサビについて詳しくはこちらをご参照下さい。→クサビとは


5.

接着剤を付けて本組です。組み立て、クサビの打ち込みが終えたらハタガネという器具などを使って圧着させながら固定していきます。圧着させることによって更に接着効果が高まります。はみ出した接着剤を忘れずに拭き取ります。接着剤が完全に固まるまで気温、湿度等によって数日掛かる場合があります。


6.

接着剤が固まったら新しく打ち直したクサビの余分な部分をカットします。カットしたら目の細かいサンドペーパーで椅子全体を平滑にします。クリーニングの溶剤で塗膜や木肌がバサバサになってるので手触りがツルツルになるまで根気強くサンドペーパーを掛けます。


7.

次はラッカーの吹き付けで塗装していきます。下地にクリアのラッカーを吹き付けます。乾燥後、薄く調色したラッカーを吹き付けて、着色の調整をします。最後にもう一度全体にクリアのラッカーを吹き付けます。


8.

塗料が乾いたら薄くワックスを塗って完成です。


アンティーク商品ですので、ご使用の際には多少の制約がありますが、安心してお使いになれますように修理し仕上げをいたします。ご紹介の内容の通常の修理、仕上げ作業の代金は商品価格に含まれております。また、お買い上げ後も将来に渡りメンテナンスをお引き受けいたします。